LEDマツエクとは ① 従来のマツエクとの違い
「マツエク業界に革命を起こす」とまで言われる次世代マツエク。従来のグルーと何がどう違うのかを、硬化の仕組みから解説します。
2021-11-12/LEDマツエク・基礎知識
従来のまつげエクステ
「シアノアクリレート」を主成分とするグルー(接着剤)が、エクステや自まつげなどの被着物や空気中の水分と反応して硬化する性質を利用して、自まつげにエクステを付ける技法です。
グルー表面の仮硬化に3〜5秒、グルー深部まで完全に硬化するのに約24時間を要し、その間微量の揮発成分が発生し続けるため、アレルギーやかぶれなどトラブルの原因となったり、白化現象を起こしたりすることがあります。
また仮硬化といっても生乾きの状態なので、左手のかき分けツイザーを離すと両側の自まつげが付けたばかりのグルーに触れ、隣の毛とくっついてしまうこともあります。さらにすべての施術を終えてからブロアなどで空気を送って硬化を促進させるクールタイムも必要となります。
LEDマツエク
シアノアクリレートに光重合開始剤という成分を加えたグルーを使用します。光重合開始剤は、特定の波長の光が当たるとシアノアクリレートを瞬時に硬化させます。
従来のマツエクと同じようにエクステに専用グルーを付着させ、自まつげに添わせた状態で専用のLEDライトを照射することで、約2秒で完全硬化させるまったく新しい技法です。
完全硬化するまでの長い時間に揮発成分が発生し続けることがないため、しみたり、アレルギーやかぶれなどのトラブルや白化現象が起きにくいという特徴があります(※100%起きないというわけではありません)。
2秒で完全硬化しているので、左手のかき分け用ツイザーを離しても隣の毛とくっつく心配がなく、施術後にブロアで風を送ったり時間をかけて硬化させる必要もありません(※すべて付け終わったら、最後に両目とも10秒ほど光を照射します)。
また光を深部まで到達させて硬化させるため、従来のグルーのようにカーボンブラックなどで着色していない透明なグルーを用いるのも特徴です。そのためグルーの箇所は光の当たり方によって少しキラキラします。クリアのジェルネイルのイメージが近いかもしれません。
お客様のメリット
- 持続力が高く、長持ちする
- 短時間で施術を受けることができる
- 目がしみることがほとんどない
- アレルギーやかぶれなどのトラブルを起こしにくい
- 施術後すぐに濡らしたり洗顔したりできるため、予定を気にしなくてよい
- オイルクレンジングなど、クレンジングを気にしなくてよい
サロン・施術者のメリット
- 単価アップができる
- 施術時間と乾かす時間が短縮できる
- 導入店舗が少ないため明確な差別化になり、集客力・再来率が上がり離脱率が下がる
- 従来のまつげエクステ習得者であれば、簡単な研修を受けるだけで導入できる
- 目がしみたり、アレルギーなどのトラブルによるクレームが大幅に減る
取り扱い上の注意点
- 冷蔵保管が必要。営業時間外や長時間使わないときは冷蔵庫で保管する
- 硬化の際に硬化熱が発生する。グルーは必ず肌から1mm以上離した位置に付け、肌や下まぶたのテープにグルーが付いた状態では絶対にLEDライトを照射しない(火傷やみずぶくれの原因になります)
- 通常の照明や自然光、その反射光にもグルーを硬化させる波長の光が含まれるため、グルートレイのグルーはできるだけ光を避ける
- 透明なグルーが硬化すると光の当たり方によって反射して光って見えることがある。あらかじめお客様にお伝えしてクレームを予防する
- 光が当たらない裏側は硬化しにくいため、施術後には裏までしっかりと光を当てる
- エクステの種類や材質によっては硬化しない・硬化しにくいものがある。LEDマツエクに適したエクステを選ぶ
講習を受けて、正しく使いましょう
LEDマツエクは使用法を守って正しく使えば、お客様にもサロン・アイリストにとっても、マツエク業界をガラッと変えてしまうほどの革命的な新技術です。だからこそ、導入時には必ず講習を受けてください。
関連する講習
知識として読むだけでなく、実際に手を動かして習得したい方へ。 LEDマツエクの導入講習では、ここで書いた内容を含めて2時間でお伝えしています。